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運命学(占い)とは

人相学について

人間は人の顔に異常なくらい注目するのである。
周囲の景色や物が人の顔に見えることは良くある事である。
3歳半くらいですでに顔の表情から相手の考えを読み取る能力を獲得していくようである。
言葉を通じての相手の心を推し量る能力は4歳以降になって獲得されると研究者は言っている。

人相は元来東洋古来のものであると言われる。
人の顔をはじめ体の形、姿勢、歩き方など頭から足までの一つ一つの動作にまで注目して観察したものである。
その中でも「顔」の観察に重きを置いたのである。

顔には人間が生きて行くために自分が置かれている場(環境)をしっかりと知るために必要なセンサー機能(五つの感覚)が集中している。
その主となるものが眉、目、鼻、口、耳である。
それぞれの形が人によって少しずつ相違がある事によってその人を特定することに役立っている。

人相学

そこで昔、人相に興味を持った人が、同じ仕事、職業を長く続けた人々やその道で成功した人を集めて、顔の輪郭、眉の形、眼の特徴、耳の大小や形、鼻の大きさや子鼻(鼻翼)の張り方、口の大きさや唇の厚さなどを詳細に観察して、共通するものを見つけ出すという方法をとったものと思われる。
現代流に言えば、形態的統計である。
外見や形からその人の内容を知ろうとした努力には敬意を払いたい。

しかし、あくまでも統計値であるので、10人が10人、100人が100人その特徴を持っているからと言って100%そうであるとは判断する事はできない。
10人のうち7人くらいがその内容に合致するのであれば統計としての確率は高いと言える。
一つの部位ではなく三つくらいの部位に共通するものを見い出せれば充分に役に立つものである。

実際に初対面の人に三つくらいの部位に共通するものを見つけ、確信を持って指摘すると首を縦に振って来られる事が多いのである。
人相を学習する事によって、初対面の人であってもこちらが優位に立てるのである。
ある程度の事が顔や体形、姿勢から読み取る事ができるからである。
こちら側に心の余裕が生まれるからである。

人相を知る事は自分を知る事にもなる。
客観的に自分を知る事も大切である。

日本易道学校 五代目校長 関口 昌男

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